2018年04月14日

人に教えるしごと。

新入社員に対する導入時カリキュラムが終了しました。
あいさつ、名刺交換、一般知識(保険の仕組みやカード利用注意点まで)。
これからは、各部門ごとの個別指導に入ります。

部門ごとの技術指導の前に、部門関係なく人事さんが採用してくるので、
基礎的な用語から教えなくてはなりません。
(生物学系から電気職への採用とか。。。)

日本では、大学までに学んだ内容で仕事をするのではなく、
会社が勉強させて育てるというシステムになっていますので、
そういうことが可能になっています。
そして、私のような仕事があるわけですが、ワールドワイドな目線では無駄なコスト。

最初からその部門を学んだものを採用すれば良いだけ。
会社が不足している専門分野の人材を取るべきなのに、
なぜか人事さんはそれをしない。
大枠でガサッと囲い込んで、あとから希望聞いて部門分けするだけ。
一から人材を育てるということが、どれだけ大変なことか。。。

これから数か月間かけて、
みっちりと基礎を教えることになります。

やってみて、やらせてみて、この後は褒めない。
褒めなくても教えてもらえて更に給与がもらえるのだから、それでよし。
沢山怒って、普段のストレス発散へ。(笑)


まあ、会社をこれで去っても仕方がない。
どこかの警官さんのように逆ギレで撃たれなければいいだけ。

大人への教育というのは結構大変です。
子供のように素直に聞き入れてくれない。
やっぱりブチ切れる。

そして、うちに帰ったら子供の素直さに感動する。
そういう毎日。


どんなにいい中学・高校・大学で勉強してきても、
結果的に我々の教育を受けたものがワールドワイドで勝者になれるとしたら、、、
そうするとベネフィットを生むための教育をする我々の部隊が
海外へ行ってしまったら、日本はどうなるんだろう。
そういう意識で大学教育は世界で戦う人材を作るようになされているのだろうか。
妻は言っていました。
米国の大学で教授が学生を教えているとき、その教え方を評価しているスタッフが在中するそうです。
(学生から発言が出たらその学生を出席にするというシステムなので、出欠簿スタッフでもあるが、、、
 つまり、授業で発言できなかったら欠席扱い。発言するために予習は欠かせないそうです)
だから、どんなに研究が優れていても、教えることが上手くなければ教授になれないと。。。
そういう意味で、やはりどれだけベネフィットを得られる社員を作るのかが勝負なのだが、
学卒の知識を見ていると。。。

今年も新入社員をみながら、なんで1から教えなくてはならないんだと
疑念をいだく社内教育者でした。

いかん、だんだん瞬間湯沸かし器と言われてしまう。
私も教えるスキルが落ちてきたから、そろそろ現場配属か?


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