2016年04月25日

発音を良くするには…。

たまたまですが、うちの子は完璧なネイティブ発音です。
本当に何も知らなかったのですから、今、色んなことを情報として知り、振り返りながら記載します。必ずしもそうではなく、大きくなってから完璧になる方もおられますので参考程度でお願いします。

コップが満たされなければ会話が出てこないという理論と、バイリンガル育児で気を付けるべきこと、の複数記事を読んでいて、うちの子がネイティブ発音を手にいれるまでを振り返ってみました。

私なりにまとめた考えです。違うのかもしれません。
コップを満たすとは、まだ言葉というものすら知らない赤ちゃんが、周りの言語を満たす入れ物だと思って下さい。このコップが満タンに満たされて溢れ始めなければ言葉を発しません。ですから、このコップを満たしてやるのです。しかし、バイリンガル育児を実施されているお母さん方には、我が子を愛するがために大きな間違いをしているのではと仮説をたてました。。
大人になってから英語を学び、発音が完璧な方がおられるので、そういう人との共通点を探ってみました。

大人になって英語なんて勉強もしたことがなかった人が、仕事とか必要に迫られて学習すると、妙に発音が綺麗です。この事実に着目して考えてみました。

コップには日本語コップと、英語コップがあると考えました。
日本語を聞いたときは日本語のコップに、英語を聞いたときは英語のコップにためられます。お母さんの言葉は日本語のコップにためられます。ここで、お母さんが英語を話したらどうなるでしょうか?
これは英語のコップかな? とお母さんの発音が英語のコップに入ってしまいます。
リンゴはアップルだよと言われたら最悪です。子供はどっちのコップにいれて良いのかわからないので、どちらにも入らず、言語発達が遅れてしまいます。つまり、コップが満タンになるまでお母さんは英語で話しかけてはいけないのです。

DWEの進め方にも、絶対にお母さんが英語を教えないように見守りましょう! と書かれていますが、まさにその通りなんです。コップが満タンになれば子供は言葉を発してきます。このとき、ネイティブ発音のみで満たされたコップになっていれば、綺麗な発音で発してきます。大人になって勉強を初めてする方も、英語のコップが英語を勉強してこなかった故に空っぽなので、英語のコップにネイティブ発音のみで溜めることが出来るのです。

こうしてネイティブ発音のみで溜められたコップから発するようになったら、親が英語で話しかけても大丈夫です。


うちではこのコップに溜める時期、まったく英語ができなかった私(父親)と、英語がすごくできたけど単身で渡米した母親という環境だったため、私がすべて日本語で話しかけていました。DWE説明書を読んで、英語を教えないように守ったからです。
しかし、英語のコップを満たす必要があります。ここで大量のありとあらゆる英語DVDを聞かせ続けました。人間同士の会話も必要だと思ったので、私はイングリッシュカフェに通い続けました。ただし、そこでも私は英語を話しませんでした(何でイングリッシュカフェに来るんだろうかと怪しまれましたが)。まだ赤ちゃんの子供に絵本を読んでやってとか頼んだだけです。DWE教材ももちろん使いました。こうして英語のコップが先に満たされたのか、英語を話す子に最初はなりました。しばらくして日本語も話はじめましたが、英語のインプットが圧倒的に多く、反射的に出てくる言葉は英語が多かったです。

今では私の汚い英語もたくさん聞かせていますが、英語で満たされたコップはずっと維持されており、発音は完璧です。
日本語もきちんとした日本語を話します。


私が考えた仮説ですが、子供が英語のコップが満たされるまで、親が英語で話しかけたら発音がおかしくなるという考えです。違うかもしれません。でも、子供がいつまでたっても英語を話はじめないと焦らず、インプットを溢れるまで我慢することが大切だと思いました。

うちは、そういう意味では、大変運が良かったのだと思います。
英語の堪能な母親がインプット期間に不在だったことを幸運に感じます。

まさに、人間万事、塞翁が馬なのだと感じています。

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