2016年04月23日

土曜日のスクールに「ライティング」を相談したら…。

毎週土曜日に行っているスクールに「ライティング」クラスを要望しました。

ブックリーディングクラスやフォニックスクラスなど色んな種類のクラスがあるから、ライティングクラスが作れないか聞いてみました。その方はライティングの重要性が十分にわかっており、先生の採用とクラス募集都合から一年待てますか?との回答。ただし、基本的な力がないと困難な教科です。同じくらいのレベルの子、他にいるの? と逆に言われてしまいました。確かにそのためにプライベートレッスンでは、教室としてペイ出来ませんからね。

結構ハードル高そうです。

しかし、重要性はわかってくれています。
氷山を例にとると、海の上に見えている部分はほんの一部です。
本当は海の下にその7から8倍程度が沈んでいて、その一部しか見えていないのです。
英語の力も似たようなところがあります。英会話をどんなにしていても、読み書きしていなければ一部の部分だけをみて、英語ができるという錯覚になるだけで、プレゼンをしようとしたら、話し言葉ではまったく語彙力が足りず、説明する能力も無いことに気づかされます。これは中学生くらいまでで帰国された帰国子女が英会話が出来るからと自然体でいたら、自然には大学や社会レベルの英語能力にはならないということと同じです。高校・大学の文章をたくさん読んでインプットし、社会に出たときには会議の議事録が書けるまでの能力に達するまでには訓練が必要なのです。

海外の大学はタームレポートというのがあり、これが期末テストのようなものです。単位がかかってきます。また、アメリカの大学は先生が講義などしません。次の授業の宿題を出し、それを生徒がプレゼン資料を授業準備で作ってきたりして、授業は先生が調べてきたことを生徒に発表させるような形で進んでいきます。ただ発表すればいいのではなく、他の生徒がどんどん質問したり、自分が調べたらこうだったよ、と議論する場なのです。そして先生はこういう考え方が良かったとか、ここまで調べてあると良かったとか言いながら、出欠をつけていきます。つまり、その場にいても議論に入れなかった生徒は出席扱いにならないのです。(家内の大学ではなので、すべてとは言いません)

このように、英会話は当然なのですが、読み書きスピードとプレゼンのやり方、質疑で相手の言い分をメモする速記能力など、相当な英語能力が求められます。
この土台となるものが、ライティングであるとの認識をスクール側もお持ちでしたので、さすが地域ナンバーワンスクールと思いながらも、同レベルの子を探さなくてはならなくなりました。

ハードル高いから、オンライン教室が有力かな?
教室で指導を受けられるならば、月に1回くらいでいいんですけどね。

もう少し方法を模索してみます。

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