2015年11月03日

英語弁論大会の反省メモ

残念ながら英語弁論大会において、小学生部門での賞をいただけませんでした。
低学年では圧倒していても、予選を勝ち抜いてきた高学年の子達や、帰国子女軍団にはさすがに及ばず。
納得の敗戦でした。

内容は、予選を勝ち抜いてきた小学生20人による最終選考、今回の帰国子女たちは、弁論内容が大したことなかったように思えた。それでチャンスありと思ってしまい、高学年の2名と、うちを入れた四人くらいの闘いかな?と思っていました。
しかし、総評を聞いて納得です。

心を伝えた子を表彰した。つまり、svの動詞に力点をおく。
I went to the park. を話したいと思ったら、went に抑揚の力を入れる。
ペラペラ英語が話せていても、伝わらないスピーチではダメ。

採点基準の多くは、プロソフィック・フューチャー、つまり韻律にありました。
英語は世界の言語のなかでも韻律を取り入れた美しい言語。
ですから、聴き手が歌を聴いているような美しさを求めている。
そのためにはイントネーション、ピッチ、構成に合わせて段落を構成する必要がある。

とにかく美しい文章であること。ボディゼスチャーも大事だが、あくまでもアウトプットで審査。
どんな歌を聞かせてくれて、締めはどうするのか。
トピックセンテンスに大事な部分が入っているのか、
30秒でも入れ込むと良い。

焦点(論点)が見えて、心の伝わる韻律と、締め方。
今回はこれが求められた。

採点はレベルが高くてもめたようです。
賞状が足りず、あとから送付の子が二人も出たので、僅差だったのだろう。
帰国子女が完璧にスピーチしていても、内容ではじかれたようだ。


来年チャレンジするならば、是非、文章に入っていくところ(トピックセンテンス)を重視してトライしてくださいとのこと。
インを踏む高度な文章力まで求められると、高学年にならないと苦しいなぁ…。

今回の大会で、子供に不足している部分がかなり見えました。子供は悲しんだかもしれませんが、レベルの高い大会はとても勉強になりました。改めて振り返ると、うちのは全然ダメダメ弁論だったんですね。


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