2017年12月06日

(闘病中)うっ血性心不全2日目

私の闘病日記です。
間違えてクリックされた方、ごめんなさい。

ようやくCCUという治療室から出てきました。
救急車のサイレンが鳴り響き、やってくる救急車が到着したら
1,2,3,4.5,…と呼称を合わせて順に心臓マッサージを
ひっきりなしに行っている部屋だったので、
寝ていたのか寝ていなかったのか、ボーッとした状態でした。

次から次へとやって来ていたけど、
何度も繰り返してやっているような状況をみると、
今の時期は多いのかもしれない。

特に部屋の希望は言わなかったので、
大部屋に移ることになった。
でも、誰も声を出さない。静まり返った大部屋。
そして時々聞こえるのは、痛さとか苦しさに耐える声だけ。

大部屋に1つしかないトイレを使おうとして気付いた。
この部屋、重症患者ばかりだ。
トイレットペーパーが掃除したマークに折ってある。
誰も立ち上がれず、トイレに行けないのだ。

そして静かなのは、もう1つ理由が…。
面会者が一人も来ていない。
テレビさえ使うものもおらず、面会者もなく、
ひたすら痛みや苦しみに耐えている。

私もうっ血性心不全なので、かなり息苦しい。
うっ血性心不全とは、簡単に言えば心機能低下で肺に水が溜まり、
肺に水が有ることで水に溺れた状態と同じ呼吸困難になることです。

酸素注入してもらえて、やっと呼吸ができる感じ。
でも、溺れている状態での呼吸なので、
呼吸できても苦しくてたまりません。

色んな薬も投与され、気持ち悪くて食事も通らない。

私も家族が面会にきても苦しむ姿を見せるだけで
会話できないほどだから来てほしくない。
皆さん、そんな感じのようです。
静かな大部屋に栄養士さんがどなたかに来ました。
全く食べていませんが、どういうものなら食べられるのか?
アイスのようなもの?フルーツ?ゼリー?
栄養士さんも食べてもらえるように聞き取りをします。

でも、皆さん、なにも要らない。と答えました。

きっと、歳を取ってから初めてなったのだと思う。
薬ですべてのものを吐きたい気分。
溺れている状態で何を食べるのだ!

そんな気持ちわかります。
でも、私は2年前に死のうかと思ったこの病気経験者。
延命治療は要らないって感じた唯一の病気。

僅かな酸味の味を感じとり、一気に軟飯をかきこみます。
フルーツの甘さで肉を食し、病気に勝つため
一生懸命に食べました。

私はこの病気に勝ちたいと思います。
周りから時々聞こえる。
ばぁさん、わしゃもうだめだ~。
電話しているようです。
そして、看護師さんが、このドリンクだけでも飲みますか?
それでも、ご飯は全部下げてくれとの指示。

静かな大部屋。
とても重たい空気が漂っています。
私も苦しいけど、2年前は完治した。
だから、できるはず。
娘の公開に間に合わせるぞ。


読んで下さいましてありがとう。
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