2016年01月06日

HP「看護師の神様」を読んで(自分メモ用)

体調管理に必要な情報があることから『看護師の神様』というHPをみることがあります。
 ここの中に、そうそう、と思う部分があったので一部抜粋してコメントいたします。今回は自分を安心させるための自分メモに近いので、英語学習で読まれていた方にはごめんなさい。
 
 
~「心不全ってこんな状態」~より
 心不全が起こり心臓のポンプ機能が低下すれば、脳・腎臓・肝臓といった重要な臓器への血液供給量が減少し、多臓器不全を起こしてしまうこともあります。心臓と主要な各臓器は密接に関連しているのですから、当然の結果ですね。
このように「心不全」はひとつの疾患名ではなく、その病態を示す言葉として捉えられているんですよ。

 →私は心臓だけでなく肝臓も肝硬変だし、胆のうもダメです。
  ひとことで「慢性心不全」とくくられ、ひとつの病気のように呼ばれています。
  実際にはひとつではないんですよね。
 
 
~「水分と電解質管理:利尿剤」~より
 心不全では循環血液量の増加による心負荷を避け、肺うっ血予防のために水分管理が非常に重要になります。患者さんは1日に摂取可能な水分量に制限があり、どんなに喉が渇いても冷たいお水をゴクゴクと飲むことができません。条件によっては食事以外の水分が300〜500 ml以内で薬を飲むのが精一杯という場合もあります。
また、さらに利尿剤によって水分を絞り込むことになるので、日常的に口渇感を我慢しなければならないということになります。患者さんの治療に対する理解とモチベーションを維持できるよう援助が必要になりますね。
 
 →そうそう、常に口が渇いていますが、水は毒なので飲めません。
  でも、あまりにも我慢できなくなると、今日だけはって感じで、
  誘惑に負けてコップ一杯の冷たい水を飲んでしまうのですよ。
  だから会社の事務所が明らかに乾燥しているから加湿器を付けて欲しいと要望して
  いつまでも設置されないことが、どれだけ辛いことなのか、
  理解してもらえず大変悲しいです。(現状です) 
   年末からの起坐呼吸はこのせいだと感じつつあります。


~「薬物療法の心得」~より
 どんな病気であっても、薬物による治療は大切です。
でも、心不全をはじめとする循環器系疾患の治療薬は、胃腸薬のように体調に合わせて自己調節可能なものとの区別が必要です。薬の中には一度の誤薬や患者さん自身の飲み間違いが、緊急事態となる可能性があるからです。
10種類以上の薬を管理しなければならないこともめずらしくありませんから、患者さんには大変な作業です。
 
 →院外処方ですと、通常は薬単位で処方されます。これだと管理が大変なので、
  主治医から1包化処方箋を出していただき、薬剤師に別途料金を支払うことで、
  1袋に数種類の薬をまとめて包装してもらうことができます。
  すると薬代がありえないほどの高額になるのですが、誤薬よりマシかも…と思っています。
  でも、1包化されない方が大半なんですよねぇ。私にはとても管理できません!
 
また吐き気や倦怠感、不安感やいらいらといった、日常で起こりやすい体調不良と誤認されやすいので、注意が必要です。患者さん自身にもよく理解していただくことも大切ですね。
 
 →確かに、いらいらが止まらなくて当たったりするときもあります。
  それは苦しいからなんです。子供にはそう伝えて、理解してもらっています。
  障害のある方が唐突に「あー」「うー」とか発することがありますが
  なにかしら苦しい状態が生じたときに自然にでてしまうのです。
  私には良くわかります。
 
 
~「心機能の維持のために」~より
 心不全というのは病名ではなく状態なわけです。しかも、根本的な問題の解決は難しいわけですから、服薬管理だけでなく、その他にも日常生活上の注意点がたくさんあります。
まず循環血液量を増加させないために塩分の制限が必要です。
 
 →塩分とると水が欲しくなるので、塩分もダメですね。
  水と塩分をとらないので、夏は速攻で熱中症になります。
  暑い教室で講義したら、めまいと手足の痙攣が止まりません。
  今年の夏に、ようやく職場の人に理解していただけました。
 
 
~「今回は慢性心不全患者さんの、薬物療法に関わる看護についてまとめてみました。」~より
 私は循環器病棟勤務時代、何人もの重症の心不全患者さんと接してきました。
でも実は、どのケースも心の中で未消化のまま残っているように感じているんです。
 
・睡眠が一番の薬なのに、肺うっ血のため起座呼吸となっている状態の患者さん。
・さらなる厳しい水分制限の中「水が飲みたい」と繰り返し希望し、
 小さな小さな氷片を宝物のように大切に口に含んでいた患者さん。
・塩分3gという厳しい制限で食欲を失い「一粒の梅干し」を懇願しながら許されなかった患者さん。
 
でも、それらの患者さんの回復が望めないことは、みんな分かっていたことだったと思うんです。心臓を患うということはそれだけで死に直結した恐怖をもたらすことですし、さらに希望の見えない忍耐はどれほど過酷なものだったでしょう。
 
 →まとめてあることがすばらしすぎて、感謝です。
  患者が言えないことを、うまく表現されていて、これをみて学習された新たな看護師さんが
  生まれてくることでしょう。
 
  
ここのHPでは古い記事でしたので、メッセージ通知し難く、一部を流用させていただき、コメント付記させていただきました。書かれておられる方、今後も頑張っていって下さいね。

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