2015年09月17日

朗読(日本語)の方法が違うの?

読解力を高めることと、漢字を先取りして欲しいこともあって、公文教室に子供を通わせています。教室はいつも行く大手スーパーの近くなので、国語だけだと時間が短く、買い物中に終わったよメールが届くので、落ち着いて買い物ができなかった。そこで算数を追加して、一時間になるようにした。しかし、一時間となると少しだけ送迎している私が手持ちぶさたになるので、公文教室の入り口に並んでいる公文推薦図書を片っ端から読むようにして子供を待っていました。

最近、手にとって読んでいる本はこれです。↓


中身を書いてしまうと引用になってしまうので、自分が着目したところのみを簡単に例を変えて記載します。ですから、正しい内容は実物でご確認下さい。

昔むかし、あるところに
おじいさんとおばあさんがすんでいました。
 
これを次のように朗読します。
 
む・か・し・む・か・し・あ・る・と・こ・ろ・に・
お・じ・い・さ・ん・と・お・ば・あ・さ・ん・が・す・ん・で・い・ま・し・た。
 
感情を入れず、同じ音量、同じ口調で、はっきりと一文字ごとに区切って発音することが
朗読のポイント。
 
急いで、「昔むかし」と言っても、子供には「昔かし」っと聞こえるかもしれない。
例えば英語でも I am が I'm と聞こえるようにという理屈のようです。
つまり、ゆっくりと言葉が崩れないよう正しく、かつ感情や抑揚も入れず同じペースだと、聞いている方としては自分の頭の中で単語を区切って組み立て、文章の構造を自分で発見して構築していく必要が生じます。文字から単語へ、単語から文章へという訓練されていきます。

区切って感情を入れずに、抑揚も無しだと、大人だと聞いていて疲れるから、止めろ!って言いたくなりますよね。でも、子供は何度も読んでと言い、その文字のならびを覚えていて、間違いも指摘するくらいになります。子供が何度も読んでというのは、ちゃんと聞けているのかの確認だそうです。確認をしたく、何度も読んでとせがむ。頭の中で文章を一生懸命に組み立てているのです。このように読解力を高めます。

ということで、私が朗読時はなるべく感情を入れて、抑揚をつけていたのは、読解能力育成を妨げていたのかな?公文教室で国語をメインでやってますが、この言語解釈能力が英語にも反映されてきたらいいなぁって思っています。

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