2015年08月02日

二種類の能力を感じる日々

英語だけにとらわれず、言語能力は一般的に「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つをバランス良く育てることが大事だと言われています。この4つが最近、二つに、いや二種類に感じてきました。

①会話などのコミュニケーション能力
 口語の力
②作文力などの言語構成能力
 言語を使って論理的に組み立てる力

①②ともに、上記の「聞く」「話す」「読む」「書く」を使って習得するのですが、①②のバランスも必要ではないかと感じ始めたのです。
それは「聞く」ができれば、自分を直しながら「話す」ができますが、自分の言いたいことをしゃべるには耳と口の練習だけでは完成しないので「読む」が必要です。大量に読むことで言語体系ができはじめて、ただ並んでいる英単語を意味のある文章に頭で構築する作業が進み、やがてそれを書いて伝えるということができてきます。だから4つの能力は必要ですが、二種類感じるのです。

日本語で例をあげると、①では、単語だけでも良いのでとにかく即応性が求められ、教科書に出てくるような、ですます、である、はめったに使わない構文になります。だから、海外ドラマのような実際に現地のティーンエイジが使っている生の英語に慣れる必要があります。
一方で②は、教科書に出てくるような文章で、伝えたいことを読み取ったり頭で組み立てる必要があります。英語がペラペラで穴が無いようにみえるネイティブ(日本の公立小で日本語授業)の子供たちを何人か見ていますが、①はすごいのに本を読ませると文脈の切れ目がおかしかったりしているので、文章を頭で組み立てながら読めていないように感じることがあります。②ができていないのです。

②の習得は大量の読書なのですが、①ともバランスが必要だし、②での「聞く」「話す」はどうしたらいいのか?という壁があり、やり方を検討したいと思います。(①の「読む」「書く」はネイティブ友達とのお手紙や交換日記で対応可)

それでうすうす感じていて海外ドラマ視聴にORTを加えたのかな?



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